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ベルリン国立バレエ学校特別留学レポート【参加メンバー編】

  • 執筆者の写真: inc. UNBLANCHE
    inc. UNBLANCHE
  • 4 日前
  • 読了時間: 4分

皆さん、こんにちは!! 本日は先月行われました ベルリン国立バレエ学校 特別留学のレポート をお届けいたします。 なんと、今回は 2回に渡って お届け!

初回となる本記事では、参加メンバーへのインタビュー編 をお送りします。 実際にベルリンで1週間レッスンを受けた彼女たちだからこそ語れる“リアルな声”を、ぜひお楽しみください!


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ベルリン国立バレエ学校の雰囲気はどのように感じましたか?

Aちゃん 

「クラスのレッスンがきっちりしていてみんながしっかり取り組んでいる印象でした。在校生の男の子がこんにちはと言ってくれたり、日本人の在校生がとても親しくしてくれました。厳しさの中にも優しさを感じました。」


Bちゃん

「設備がとても整っていて、先生方も明るく話しやすく、安心して過ごせる雰囲気でした。」


Cちゃん

「一人一人の意識が高いなと感じました。レッスンでもらったコレクションをレッスン中に自分のものにするという意志をみんなから感じました。だからこそ、レッスン中に受ける刺激も多く、これがトップレベルの学校の雰囲気かと感じました。」


今回の特別留学プログラムで印象的だったレッスン内容は?

Aちゃん 

「印象的だったのはクラシックです。在校生のみんなは基礎がしっかりしていたり体幹がありとても綺麗でした。私が普段やっているレッスンとは違ったので驚きました。」


Bちゃん

「片足でのバランスが安定するように、軸を細かく指導してもらえたことが特に印象的でした。」


Cちゃん

「コンテンポラリーです。不思議な感じのものやゆっくり落ち着いているものなど色々な雰囲気の曲を使って、振り付けを踊りました。

みんな同じ振り付けだけど、違う踊りに見えること・一回のレッスンで自分の表現の幅が広がっていくことが印象的でした。」


日本とのレッスンの進め方や指導スタイルの違いはありましたか?

Aちゃん 

「しっかりその場でやり方を教えてくれました。」


Bちゃん

「同じ内容を1週間かけて深めたり、アームの使い方・顔の角度などを細かく教えてもらえる点が日本のレッスンと違いました。」


Cちゃん

「音の取り方や顔の付け方などの細かい部分まで指導があり、プラスで表現の仕方についての指導もありました。日本のレッスンスに比べて、すぐ次の動きにいくので、レッスン流れが早く感じましたが、その分新しいコレクションやテクニックを学べる点が違いなのかなと感じました。」


印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

Aちゃん

「ドイツ語が分からなかったので、レッスンが終わったのかも分からなかったことです笑」


Bちゃん

「ベルリン国立バレエ団のコンテンポラリー作品を観たとき、今まで見たことのないような演出や動きがたくさんあって、すごく驚き感動しました。バレエダンサーはクラシックだけじゃなくて、コンテンポラリーも踊れる力が必要なんだと強く思いました。」


ベルリン国立バレエ学校の教育方針で特に魅力的だと感じた点は?

Aちゃん

「基礎を大切にしていて、バリエーションを上手に踊ることよりもレッスンを大切にしているところです。」


Bちゃん

「アカデミックな学びが多く、踊り以外の知識も丁寧に教えてもらえるところが魅力的でした。」


Cちゃん

「全体に向けたコレクションから始まるのではなく、個人に向けたコレクションから全体に向けたコレクションをいただくことが多く、一人一人をしっかりと見ている点が魅力的だと感じました。」


現地のダンサーたち(同世代)の特徴や傾向はどうでしたか?

Aちゃん

「みんな背が高くスタイルが良かったこと、基礎が素晴らしかったことです。」


Bちゃん

「足の強さが特に際立っていて、舞台上での表現力の豊かさを実感しました。」


日本ではあまり見ない“良さ”やスタイルはありましたか?

Aちゃん

「コンテのクラスが多いことです。モダンもやったことがなかったのでよかったです。


Bちゃん

「バーでも積極的に手を離したり、新しい動きに挑戦するなど、失敗を恐れずチャレンジする姿勢が印象的でした。」


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今回のインタビューからは、ベルリン国立バレエ学校ならではの学びや刺激、そして参加者一人ひとりが感じた成長が伝わってきました。 次回は 保護者様へのインタビュー編 をお届けいたします。 彼女たちを近くで見守ってきたからこそ語れる視点を、どうぞお楽しみに!


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